2冊ほど

死神の精度

死神の精度

ウチダ様(id:ascent027)からお借りしました。初・井坂。物凄く読みやすかった。こういう短篇がいくつも集まって一つの物語を成してる感じ、好きです。「死神」っていうくらいなのでホラー系かと思っていたら、人間くさい話で。(笑)語り部の死神が凄く好きになりました。時代遅れな感じが、物凄く好き。どの話が一番好きだったかな…一番記憶に残っているのであれば、藤田の話かなぁ。あれ、私任侠系好きなのか?見たことないけど。あとはー…恋愛。あれはキュン話だったなぁ。あんな純愛このご時勢にあるのだろうか。あとはやっぱり最後のね。美容院の話ね。「ほぉー。(含笑)」となりました。って私の感想って感想ではないですよね。あぁ、すいません。でも、とっても楽しく読めました。ウチダちゃん、ありがとう。
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

こちらはついさっき読み終わったばっかりなんですけども。序盤はなかなか読み進めなかったものの、後半のドキドキ感が物凄くて中盤以降は一気に読み終えちゃいました。今まで読んだ乙一作品の中で一番先が読めてしまったモノではあるけども、それに付属するエピソードがとっても暖かくてちょっと潤んじゃったり。乙一ってあからさまな恋愛感情を描かないので、そんなところが好きです。GOTHもそうだったし。そういえばこの作品はあんまりグロくなかったな。まぁいつも最終的にグロいところはそこまで重要ではなかったりするんだけど。(笑)ただね、ちょっと謎なのがカズエが大石に声を掛けたところなんだよね…全く面識ないし隠れてたのになんで?みたいな…まぁ、小説ですからね。色々起こりますわな。(笑)相変わらず”あとがき”面白いですよね。この前『小生日記』をちょっと見せてもらって面白かったから、今度探してみよう。