読みました、読んでます

ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

序盤はなかなか登場人物が覚え切れなくて入り込めなかったんですが、中盤から止まらなくなってきて終盤はもう目をガン開きして前のめりになって読んでました。(気持ち悪い)あーいう別々の人生を生きている人達がどこかで絡み合っているという類のモノが好きでして。今回も見事にしたやられましたけど。それにしても伊坂さんの話に出てくるメインの泥棒はなんであんなにかっこいいのだろう。惚れるよ。ただ、他作品に比べるとちょっと弱かった気も。でも、好きなんですけどね。
くもはち―偽八雲妖怪記 (角川文庫)

くもはち―偽八雲妖怪記 (角川文庫)

現在読み途中なんですが。大塚さん原作のサイコ(漫画)を高校時代に図書室で読みふけっていたので満を持して買ったんですけど。まずは「こんな文章書くんだー」という印象。時代背景が好きだったのですぐ入り込めました。まだ2話目までしか読んでないんですけど、怪談というか…どっちかっていうと人間の怖さを描いてるような。おどろおどろしいって感じかなぁ。ちょっと古め(明治後期〜昭和初期)なテイストが好きな方はぜひ。