原点回帰

Japonismツアーも終盤戦ということで。レポという名の感想はまたおいおいしていこうかな、というところで…
今回お嵐様としては『原点回帰』をテーマにコンサートを作っていて。私はずっと嵐コン見てきた訳ではないし、じゃにーずの歴史も1/5くらいしか見てない新参者なので真意は分かってないのかもしれないけど、自分達は「嵐」というグループという以前に事務所の一タレントであって、その事務所には50年の伝統と歴史とたくさんの先輩がいて。かつてその先輩のバックで踊ってた時代も数年あって、今年改めてVコンでバックに付いてみたりとか。そして逆に自分達が昔のようにテレビでJrを10年振り単位で付けてみたりとか。私が偉そうに言えることではないけど、近年の嵐担にとっては新鮮というかものすごく馴染みのないことをしたんだろうなあと感じまして。
やたらと雑誌等々で「Jrに感謝して」とか「Jrもメインでやりたいだろうに付いてもらって」とか"つけてやってるんだありがたく思え!"っていうのとは真逆な事を言ってて。それの集大成というか目に見える、聞ける形で現してくれたのが福岡の2日目(12/18)のMCだったのかなあと思って。もはやいつめんは呼び捨てで当たり前のように名前出されてたけど(笑)、今回初めて付いてくれたJrでこんな子がいるんだよ!嵐がきっかけで事務所に入ったみたいなんだよ!めっちゃ嬉しくない!?っていう話を翔くん中心にものすごく高まりながら話してくれてたんだけど、周りの嵐担の人達はぽかーんてしてて、笑いもしないし拍手も特にないし無反応で聞きながら感動してた私と偶然お隣だったJr担の方と二人だけできゃっきゃして聞いてて。そしたらそんな空気を感じたのか翔くんがなんとなしに「…こんな話ばっかりでごめんね。でも話させて」って言ってて。ああ、こういう話聞いても高まらない層が今のほとんどの嵐担なんだなあと思って、せっかく嬉しくてみんな聞いて!ってわざわざ福本と福谷くんの名前間違ったの確認して訂正してまで話してくれてるのになあ…と翔くんの気持ち考えるとちょっと切なくなってしまって…。今回のテーマで伝えたい事と、今のファン層の求めてるものの間の距離が開いてしまってるのかなあとちょっとだけ感じたMCでした…><
でもそのあと大将MJ氏が満を持してゆらゆら歩いてきて「…新藤くんの話したっけ?(ドヤァ)」って出てきたのでよくやった!!!って思ったのは私だけではないはず(笑)MJ氏にあんなに自分がどれだけ嵐好きで事務所に入れて今ここで踊ってる事が幸せかって言ってもらえたらそりゃいっちゃん泣くよなあって><ほんと幸せな気持ちになったMCでした。あと相葉くんが当たり前のように「幸大と~」って言い出すのも、MJ氏が「林とかもそうなんだけど」って友達かのように言うのも面白くて(笑)窓界隈の人にとっては一般的にみれば遠いけど一番近い先輩なのかな、と。そしてある意味あの日のMCもちょっとした実験だったのかなあなんて今考えると思えてきて。そこからの翔くんの『うらあらし』の文章ですからね。福岡最終日にJr来ないかなそわそわ~ってお酒のボトル頼んで待ってるの考えたらかわいくて仕方ない(笑)今の江田くんの立ち位置がどんな場所なのかは分からないけど、ああやって翔くんに2003年のハウズからずっと付いてくれてる江田剛、って筆頭に出されるっていう責任感とかでもほんとは自分達のライブめっちゃやりたい葛藤とか諸々抱えてステージに立ってるんだと思うと…ってなんかズレてきた(笑)私の中でお嵐様の中ではもはやバックなんてセットの一部、個々なんて興味ない、くらいの存在なのかなあってちょっと思ってしまってた節があったので今回のツアーは良い意味で裏切られた感じがありました。ずっとバックに付いてね!とは思わないけど、今まで嵐に付いてきて間違いではなかったんだね。って新参者ながら思えたのがとても嬉しかったかな。
東京4公演も嵐兄様たちと全力でやりきって頂きたい所存です!!!!!