黄金のまどろみ

久しぶりに読書に耽ってました。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

本屋大賞だ云々言われてますが、なんてことない(って言ったら失礼ですがw)いつもの伊坂作品ですよ!ホントに中盤の引き込まれ具合が凄い。久しぶりの読書なのにこんな早く読めるんだ?ぐらいペラペラとページがめくれていくので自分でもびっくりしました。舞台が毎年行っている仙台なのもあって、入り込みやすかったし逆に恐くもあったというか。この本を読み始めたときにちょうど2人組の強盗が車に立てこもって一人が投降、一人が中で自殺みたいな事件があって序盤にシンクロする部分があったのでこここ恐い…!と思ってたらキルオが出てくる辺りで秋葉原の事件起きるし、読み終わったら仙台で地震あるしで偶然だけど何かあるんじゃないかとちょっとビビってしまいました…(笑)
で、伊坂作品を読むといつも最後まで読み終わったあとにまた初回から読み返したくなるんですよね。ループしてるというか。今回も、構成がほんとーにうまくて最終章読んだ後に「ちょっと待ってよーまた最初から読まなきゃじゃん…!」と思って最初のページをめくったのは本当です(笑)あとどのキャラが好きとかでなくどのキャラもそれぞれかっこいいところがあって、その力が合わさったときに生まれるパワーみたいなのが毎度凄いなーと思っています。国家レベルに立ち向かえるかつての仲間の絆って素晴らしい。私も大学行っとけばよかったなーって思いました(笑)*1そうそう万が一実写化する場合は、保土ヶ谷はたかだじゅんじでお願いしますwww

*1:「砂漠」読んだときにも思ったけどw